2023.9.6.RELEASE (Digital 9.15.)
リー・パルディーニ
オーガスト・スコーチド・アース【CD日本のみ発売】
RPOZ-10089
定価¥2,200(税抜価格¥2,000)
解説:原 雅明
「The Universe is a House Party」
《CLICK》Officail Video
「Withers」
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ドーズ(Dawes)のキーボード奏者によるジャズ・アルバムがGroundUP Musicからリリース。ポール・ブライアンをプロデュース&ベーシストに迎え、ジェフ・パーカーも参加した注目作。
■2022年フジロックでヘブンのヘッドライナーとして出演したLAのインディ・ロック・バンドDawes(ドーズ)のキーボード奏者リー・パルディーニの最新作。2016年から加入しているDawesのメンバーとしてだけでなく、ロジャー・ウォーターズ、エイミー・マン他との共演歴も誇り、さらに2007年にはマンハッタン音楽院を卒業してジャズ・ピアノの学位も取得している。既に2021年にはGroundUp Musicからジェフ・パーカー、ジョシュ・ジョンソン他が参加したジャズ・アルバム『Homebodies』をリリースして高い評価を得た。そしてパンデミック中に自宅スタジオでドラム・ループをプログラミングしてデモ作りに没頭、その時のアイデアや感触が大きく反映されたジャズ・アルバム新作がようやく完成。
■メンバーは前作同様、エイミー・マンのグラミー受賞作『Mental Illness』やジェフ・パーカーのアルバム諸作のプロデュース、エルヴィス・コステロ、ルーファス・ウェインライト、ノラ・ジョーンズ、ミシェル・ンデゲオチェロ他のアルバム/ツアー参加で名を馳せるベーシシストのポール・ブライアン(プロデュース/録音/ミックスも担当)。そして今やビートメイカーとしても独自の音響空間を作るギタリストのジェフ・パーカー、さらにドラムにDawesのグリフィン・ゴールドスミスも参加。マスタリングは ジェフ・パーカー、ジョショ・ジョンソン、マカヤ・マクレイヴンの作品も担当しているデイヴ・クーリー。
■リー・パルディーニのシンセ・ベース&キーボードとタイトなドラム・サウンドが抑制の効いた空間を作り、ジェフ・パーカーのギターがその空間の中に有機的にメロディーを紡ぎだしていく。そして、共通のレンジやテンポ感にパーソナルな感触があるプロダクションをポール・ブライアンのベースがさらに強化している。また、M4はビル・ウィザースへのオマージュ曲で極めてオーガニックなサウンドとして仕上がっている。トラックメイカーが作るようなグルーヴも多く、マイケル・リーグが最も注目しているアーティストということ自体も興味深い。
■Dawesとしては今秋に初の単独来日ツアーが決定(SMASH)。11/15(水)恵比寿リキッドルーム、11/16(木)梅田クラブクアトロ。
■作曲/編曲:リー・パルディーニ
■プロデュース/録音/ミックス:ポール・プライアン
■マスタリング:デイヴ・クーリー(Elysian Maters)