2015.9.16 RELEASE
コンスタンチン・イオネンコ
ディープ・イマージョン
RPOZ-10014 定価¥2,400 (+税)
解説:国元藤司
新世代ウクライナ・ジャズが世界へ発信するモーダル・ビューティー・サウンド。メランコリックに躍動し、圧倒的なポテンシャルを示すイオネンコ・クインテット。
日本盤用ジャケット仕様
■『ディープ・トーン・プロジェクト/フロウ』(9/2発売) のリーダーでもあり、キエフを拠点にヨーロッパでも活動している新世代ウクライナ・ジャズ・シーンの中心人物、イオネンコの2013年作ソロ・アルバム。
■かつてのハービー・ハンコック的なモーダルなムードをさらにコンテンポラリーに変貌させたサウンドで、特に二管クインテットによるハード・バップから匂い立つ、独特のメランコリックな響きが特徴。そして、クインテットを静かに躍動させている全編イオネンコ作曲によるナンバーがとにかく素晴らしくクオリティ。
■2013年3月 ナ・ハチ・レコーズ・スタジオ録音 (キエフ)
■プロデュース:セルゲイ・クラシン/録音、ミックス:アレックス・ドロツド
■作曲:コンスタンチン・イオネンコ
コンスタンチン・イオネンコ(b) Konstantin Ionenko
ドミートリイ・シュレーレン(as) Dmitri Shlelein
デニス・アドゥ(tp, flgh) Dennis Adu
パーヴェル・リトビネンコ(p) Pavel Litvinenko
パヴェル・ガーリツキィ(ds) Pavel Galitsky
『ディープ・トーン・プロジェクト/フロウ』(9/2発売)が早くも注目され、ウクライナ・ジャズのクオリティの高さが話題となっている中、その本命ともいえるアーティスト、コンスタンチン・イオネンコのソロ・アルバムが遂に日本発売。ベーシスト、作曲家、そして"ディープ・トーン・プロジェクト"のリーダーでもあり、キエフを拠点にヨーロッパでも活動している新世代ウクライナ・ジャズ・シーンの中心人物。
メンバーはコンスタンチン・イオネンコ(b)、ドミートリイ・シュレーレン(as)、デニス・アドゥ(tp, flgh)、パーヴェル・リトビネンコ(p)、パーヴェル・ガリツキィ(ds)という二管クインテット編成。かつてのハービー・ハンコック的なモーダルなムードをさらにコンテンポラリーに変貌させたサウンド、そして何といっても全曲を作曲したイオネンコの素晴らしいオリジナル曲の数々が圧巻。ケニー・ギャレット的なドミートリイ・シュレーレンのアルト・サックスとの相性も抜群で、BLUE NOTEレーベルのDNAが現代のウクライナでさらに発展したようなサウンド。
2014年にロシアのレーベルFANCY MUISCからリリースされ入手困難な状態だったが、"ディープ・トーン・プロジェクト"日本発売を機にアーティスト本人の特別許諾によってリリースが実現。コンスタンチン・イオネンコは2003年からキエフで本格的に活動。オーストリア、ドイツ、アメリカ等でもツアーをこなし多くの経験を重ねて2013年に本リーダー作を発表。今回遂に日本発売となり、現在の多様性あるウクライナ・ジャズ・シーンがさらに露わになる。