吉田慶子/カエターノと私

吉田慶子/カエターノと私

2014.10.22 RELEASE

吉田慶子
カエターノと私

KEICO YOSHIDA /CAETANO e EU

RPOL-10001 定価¥2,800 (+税)
解説:中原 仁
対訳:國安真奈、滝口西夏

ささやくような声で静寂の美の世界を作るボサノヴァ歌手、吉田慶子の最新作はカエターノ・ヴェローゾのナンバーを静かに、美しく歌う。

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■まるで時間の流れを止めるようなウィスパー・ヴォイス。ボサノヴァ・シンガー吉田慶子の最新録音アルバム。
■本作はカエターノ・ヴェローゾのレパートリーを、静かなアコースティック・ミュージックとして表現した意欲作。
■黒木千波留、増根哲也と築いた濃密な、そしてエモーショナルな音世界は"静謐美"の極み。

  1. ペカード(罪)
    Pecado (Carlos Bahr / Armando Pontier, Francini Enrique Mario)
    ※『粋な男』 "Fina Estampa" 1994
  2. トリーリョス・ウルバーノス (アーバン・トレイル)
    Trilhos urbanos (Caetano Veloso)
    ※『シネマ・トランセンデンタル』 "Cinema Transcendental"1979
  3. ドミンゴ
    Domingo (Caetano Veloso)
    ※『ドミンゴ』 "DOMINGO" 1967
  4. マドゥルガーダ・イ・アモール (夜更けの愛)
    Madrugada e amor (Jose Messias)
    ※『クァルケル・コイザ』 "Qualquer coisa" 1975
  5. ミケランジェロ・アントニオーニ
    Michelangelo Antonioni(Caetano Veloso)
    ※『ノイチス・ド・ノルチ』 "Noites do norte" 2000
  6. リンデーザ (うつくしいおまえ)
    Lindeza (Caetano Veloso)
    ※『シルクラドー』 "Circulado" 1991
  7. ブランキーニャ(白の少女)
    Branquinha (Caetano Veloso)
    ※『エストランジェイロ』 " Estrangeiro " 1999
  8. ヴァルサ・ヂ・ウマ・シダーヂ (ある町のワルツ)
    Valsa de uma cidade (Antonio Maria/Ismael Netto)
    ※『フェラ・フェリーダ』 "CAETANO" 1987
  9. アルゲン・カンタンド (誰かが歌ってる)
    Alguem cantando (Caetano Veloso)
    ※『ビーショ』 "Bicho" 1977
  10. シン、フォイ・ヴォセ (そう、あなただった)
    Sim, foi voce (Caetano Veloso)
    ※『エウ・ヴィン・ダ・バイーア』 "EU VIM DA BAHIA"1979


■2014年録音作
■編曲:吉田慶子、黒木千波留(M-1, 3, 4, 5, 6, 7, 8)、増根哲也(M-2, 9)

吉田慶子 (ヴォーカル、ギター)
黒木千波留 (ピアノ)
増根哲也 (ベース)

※2014年7月 東京STUDIO Dedé録音

ブラジル音楽の財産を慈しみ、ささやくような声でその魅力を伝えるボサノヴァ~サンバ・カンソン歌手の吉田慶子による待望の最新録音作。今回はカエターノ・ヴェローゾの膨大なレパートリーから厳選した美しい10曲を歌う。

メンバーは黒木千波留(p,)、増根哲也(b)、そして自身の歌とギターによるシンプルな編成。繊細かつエモーショナルなアレンジでカエターノの曲の良さが吉田慶子の音楽として表現される、ひたすら美しい1枚。

選曲もカエターノの長いキャリアの中から厳選。これらカエターノが歌った名曲たちを、自身のウィスパー・ヴォイスと丁寧なサウンドで新しく甦らせる手腕は、世界的にも希少なカエターノ集ということも加わり、今後もエバーグリーンなアルバムとして存在し続けること間違いなしの傑作盤。


《CD発売記念ライヴ》
2014年11月7日(金)

東京・渋谷「サラヴァ東京」

OPEN 18:30/START 19:30
予約3,800円/当日4,300円(1ドリンク付)

吉田慶子 (ヴォーカル、ギター)、黒木千波留 (ピアノ)、増根哲也 (ベース)

※ご予約受付は9月20日(土)よりサラヴァ東京にて
http://www.l-amusee.com/saravah/