フランス南部トゥールーズで生まれのリード奏者。テナー・サックス、フルート、クラリネットを演奏する盲目の演奏家。60年代にピアニストのジョルジュ・アルヴァニタスのサイドマンとして活躍する。66年に初のリーダー作『Jazz on Bach』をリリース。68年には自己のトリオ名義で『Safari』をリリースする。69年にはジャンゴ・ラインハルト賞を受賞し、その名を確かなものとする。1972年サラヴァ・レーベルより『CHORUS』をリリース。そのアフロ・ラテン・パーカッションを大胆に導入した斬新なサウンドは、今のジャズ・シーンにも影響を及ぼしている。