1978年サンフランシスコ生まれでロバート・グラスパー、アンブローズ・アキンムシーレ、テイラー・アイグスティ他と同世代。8才でピアノ、12才でサックスを始める。高校時代はダン・ジン(Dann Zinn)に師事。バークリー音大卒業後、セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズで学びウェイン・ショーターの研究を深める。また、カート・ローゼンウィンケル、マーク・ターナー、ブラッド・メルドー等の作曲法にも影響を受ける。その後はNYへ進出して数多くのセッションに参加。2007年にデビュー作『The Timeless Now』を発表。以降はCriss Cross、Sunnyside他レーベルでリーダー作を発表し続け、今回のライヴ盤では9枚目のリーダー作となる。他アーティストへのレコーディングやライヴ参加の数は夥しいほど多く、まさに現代ジャズのトップ・プレイヤーとして評価が高い。サックス奏者としてだけでなくEWI奏者としても知られている。一時は難病のFSCGと呼ばれる腎臓の病気を患っていたが、ここ数年は完全復活を宣言するような充実した作品をリリースし続けている。。