3歳の時に教会でオルガンを弾いていた父親に、リハーサルでドラムを叩くよう頼まれたことがきっかけでドラムを始める。その後は教会で様々な音楽ジャンルを学びながら演奏を続け、高校卒業後にバークリー音楽大学へ進学。グローバル・ジャズ・インスティチュートではダニーロ・ペレスやジョン・パティトゥッチに、その後はテリ・リン・キャリントン他に師事。在学中の2014年にはアメリカ最大の楽器店Guitar Center店舗が主催する「Guitar Center Drum Off」でファイナリストとなる。
その後2016年にブルックリンに移ると瞬く間に注目され、天才トップ・ドラマーとして多くのアーティストから声がかかり、ソランジュ、チャンス・ザ・ラッパー、アーニー・ディフランコ、DJプレミア、マイ・ブライテスト・ダイアモンドなどのアーティストと共演。2020年にはエリック・ハーランドの紹介でホセ・ジェイムズ・バンドのオーディションを受けツアー・メンバーに選ばれる。そして同年に無観客配信ライヴ録音の『New York 2020』に参加して以来、ホセ・ジェイムズのアルバム録音にも参加し続ける(BIGYUKIとも同作で初共演)。以後はホセ・ジェイムズ・バンドやBIGYUKI JAPAN TOUR 2023他で来日。また、2020年頃からアップされたドラム・ソロのYouTubeはバイラルに世界中へ拡散されクエストラヴやトニー・ロイスターJr.他も彼のドラミングを絶賛している。影響を受けたドラマーはトニー・ウィリアムス、デニス・チェンバース、ブライアン・ブレイド、ケンドリック・スコット他。